News Letter -2023年7月(小林)-

皆様、いつもお世話になっております。すまい倶楽部㈱の小林 北斗と申します。
この文章を書いているのは5月の下旬です。例年と比べて、今年の5月って暑すぎませんか?気温30℃越えが3日も続いたり、と思えば明日の予想最高気温は『17℃』だそうです。この乱高下、さながらジェットコースターです。むしろ、ジェットコースターロマンス(KinKi Kids/1998年)です。皆様もぜひ、素敵な風を集めながらご覧下さい。

■上野毛
僕が以前『ラーメン二郎 上野毛店』さんについて調べていた時のことです。たしか食べログのレビューかラーメン通の方のブログだったと思うのですが、上野毛店さんを紹介する中で、『上野毛』という地名について触れられていました。内容としては、『「野毛」というのは「ガケ(崖)」を意味する語で、他に「ヌケ」、「ナゲ」なども同じ意味で使われることがある。「上野毛」は崖に上が付くので「崖上」の意味である。』みたいな文章でした。ここでの『崖』は国分寺(がい)(せん)ですね。ラーメンを食べるために地名の知識が必要なのかは甚だ疑問ですが、すごく勉強になりました。ラーメン二郎に行くたびに思い出すので、今でも時々お客様に豆知識として披露させて頂いております。あのアカデミックな文章を書かれた方がラーメンと地学を絡めて本でも書いて下さったら、少なくとも僕は読んでみたいと思います。以上、ラーメン賢者の話でした。

■ごはんの話
『豆知識』で思い出したのですが、『ごはん』についての豆知識です。日本では食事のことを『ごはん』って言いますよね。この『ごはん』は本来『米飯』、つまり『炊いたお米』を指す言葉です。米食を主としてきた日本では、主食のお米から転じて食事全般のことを『ごはん』と呼ぶわけです。中国語では、「食事をする」は『吃饭』で、『吃』が『食べる』、『饭』は日本の『飯』と同じです。昔、韓流アイドルに熱中していた母から、「韓国には『ご飯食べた?』という挨拶がある。」と聞きました。同じ米食文化の国同士は似ていますね。あと、『朝飯前』は英語で『a piece of cake』と訳されたりするので、欧米はやっぱりパンやケーキ等の小麦粉文化です。
ここからが本題です。東アフリカの国『ウガンダ共和国』のお話なのですが、ウガンダでは食事全般のことを『マトケ』と呼ぶそうです。ちなみにスワヒリ語です。この『マトケ』というのは、日本でいうところの『バナナ』を指します。主食のひとつがバナナなので、日本の『ごはん』にあたる語が『バナナ』なのです。ウガンダのバナナは日本で出回るもののように甘くなく、主食に適した品種らしいですが、食事=バナナというのが、すごく国のカラーが出ていていいですね。
他にも、アフリカ南部のことわざで、『ゆっくりゆっくりバナナは熟れる』というのがあるそうで、バナナも人も、成長するには長い時間がかかる、みたいな意味らしいです。一般的なバナナの成長期間がどの程度なのか存じ上げませんが、日本でいうところの『桃栗三年柿八年』みたいなことでしょうか。以上、豆知識というか、バナナ知識でした。

■さらにごはんの話
今度は、二子玉川のごはんの話です。皆様ご存じの『鮎ラーメン』さんが、夏限定の『鮎涼ラーメン』というのを始めていました。鮎の一夜干しが一尾乗った冷たい麺を、竹筒に入ったジュレ状の煮こごりつけダレで頂くという、見た目にも涼し気な夏メニューです。渓谷にでも遊びに来たみたいな、涼やかで豊かな気持ちになりました。何より、ランチで鮎が食べられるのがいいですね。しょうがそばも好きですけど。
あと、以前にご紹介させて頂いた『EIGHT TOKYO(エイトトーキョー)』さんがランチメニューを始められたそうで、弊社のお客様からも早くも絶賛の声をお聞きしております。

あと、僕の食レポは主にランチに訪問させて頂くため、新しくオープンしたお店で、まだお伺いできていないお店もいくつかあります。
具体的には、玉川3丁目の『カドヤ商店(焼きとん)』さん、『スタンドイン鳥(焼き鳥)』さん、『マグロマン(海鮮)』さんあたりです。
居酒屋系のお店はランチ営業をされていないことも多く、なかなかお伺いの機会に恵まれず、非常に申し訳ない気持ちです。

せっかく二子玉川にオープンして下さったのですから、近いうちにお伺いさせて頂きます!あくまでもこっそりと。今月は以上です。また来月!

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