News Letter -2023年3月(小林)-

皆様、いつもお世話になっております。すまい倶楽部㈱の小林 北斗と申します。
この文章を書いているのは1月の終わりです。昨晩は都内に雪が降り、二子玉川の駅前にも少し雪が残っていました。幸い今日は朝から天気が良く、さっぱりと晴れました。雲ひとつなく澄み渡るこの青空のごとく、書くこともさっぱり見当たりませんので、思いつくまま書かせて頂きます。とりとめのない話になりますが、何卒ご容赦下さい。

■父

僕の父親の話です。僕の実家のリビングには(まき)ストーブが設置されているのですが、父はそのストーブの正面に座って火を眺めているのが一番のお気に入りです。こう書くとなんか飼い猫の紹介みたいですけど。ただ大人しく眺めているだけならいいのですが、やたらとストーブに薪を足して室温を真夏日並みにしてみたり、早朝からガチャガチャとストーブの扉を開閉してみたりと、少し困りものです。
そんな父のストーブ好きに対して、早々に呆れ果てた僕の母は、父のことを『窯爺(かまじい)』とさえ呼び始めました。そういえば父は昔、子供だった僕と姉のことを二人まとめて『チビども』と呼んでいました。思えばその頃から窯爺の片鱗を覗かせていたのですね。危うく石炭を運ばされるところでした。そして給与はコンペイトウ払い。

■窯爺(かまじい)で思い出しましたが

僕が小学4年生くらいの頃、叔母が僕と姉を映画館へ連れて行ってくれました。作品は『千と千尋の神隠し』です。当時、異例の大ヒットによるロングラン上映の終盤で、かつ地方の映画館にも関わらず、千と千尋のあまりの人気の高さゆえ、最前列しか空席がありませんでした。叔母は「一番前だけど、いいの?」と尋ねますが、僕たち姉弟は「いいに決まってる。」と狂喜乱舞で入場。そして席に着くなり驚愕。ほぼ真上を向いていないとスクリーンが見えないのです。
今調べたら、『千と千尋』の上映時間は2時間5分。2時間もの間、天井を見上げ続けるとどうなるか、って話です。案の定、首が辛すぎて、思い出すだけでまた首を痛めそうです。もう『痛める』というより『傷める』です。映像も近すぎて、白くて大きな『大根の神様』の出てくるシーンなんてもう、視界が真っ白の川端 康成状態です。もしくはホワイトアウト、織田 裕二さん状態です。

■ルンバ

会社で数年使い続けている『ルンバ』が危機に瀕しています。というか、単に古くなってきて買い替えの話が持ち上がってきています。
そもそも、古くなった故の不具合というより、弊社のルンバはずっと『愛すべきポンコツちゃん』みたいなキャラなのです。はりきって掃除をはじめたかと思えば、ローテーブルの脚に乗り上げて座礁して毎朝2度ほど助けを呼んだり、僕がイスに座っていると、しきりに後ろからガンガン体当たりしてきたり。自分でドック(充電器)に戻る機能があるはずなのに、ちゃんと戻れず会社のすみっこで行き倒れになっていたり。まだ絶対に掃除が終わっていないにも関わらず「お掃除完了!」みたいな曲を流して自己満足に浸っているのもかわいいです。
仮に最新型のルンバに買い替えたとして、『ローテーブル座礁』や『ソファーの下でひっそりと行き倒れ』が見られなくなると思うと、不思議と寂しく思えてなりません。ダメな子ほどかわいい、ってやつですか。『ちょっとポンコツな愛すべきロボット』の典型としては『ドラえもん』や『コロ助』がいい例で、そもそもは『完璧な仕事』を求めて開発されたはずのロボットの『ポンコツさ』や『愛嬌』に魅力を感じてしまうのが人情なのでしょう。劇場版のドラえもんなんて、四次元ポケットからたくさんゴミみたいなの出しますし。あれはさすがに少し落ち着いてほしいですけど。

■ビシソワーズ

テレビで観たレシピ『ポテトサラダのサンドイッチと牛乳をミキサーで混ぜるとビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)になる』を試してみました。
ファミマのポテトサラダサンド(2切れで税込240円)を買ってきて牛乳と一緒にミキサーにかけたら、なかなかいい感じのビシソワーズ風スープができました。パンのおかげでとろみがあって、味も「言われればポテトサラダかな。」くらいに違和感ありませんでした。
分量としては1パックで約1人前のスープなので、コスパはアレですがお試しあれ!

今月は以上です、また来月!

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