News Letter -2022年12月(西田)-

皆さま、こんにちは。だいぶ年末が近づいてきましたね。いろいろあった2022年も間もなく終わりを迎えます。結局、今年も出口の見えない不況のまま今年も終わってしまいそうですね。

1990年代以降、約30年にわたって国民の給料が据え置き状態の日本。
かつて物価が高かった日本も、ビックマック指数(簡単に言うと世界のビックマックの価格の比較)で、41位となり、タイ(33位)やパキスタン(38位)といったアジアの国々より下になってしまいました。(ちなみに1位はスイスの925円!日本は390円。2022年7月27日現在)。

皆さんが今後に不安を感じるのは当然のことと思います。

 今回は老後の資産形成について、2018年1月にスタートした『つみたてNISA』にスポットを当てて、お話ししてみたいと思います。

つみたてNISAは非課税となる投資枠が年間40万円まで。
その枠内で定期的に継続して積立投資を行って得られた収益について最長20年間、非課税となるシステムで、トータルの投資総額で最大800万円(=40万円×20年間)の投資元本から得られる収益が非課税となります。

対象となる金融商品は、一定の条件を満たして金融庁に届け出された株式投資信託とETF(上場投資信託)に限られます。これらの商品に積立投資したことで得られる売却益や、株式投資信託・ETFの分配金が非課税となるのです。

注意したいのは、分配金を再投資した場合でも非課税投資枠を使ったとみなされる点です。
もし毎月の積立額を非課税投資枠の年間40万円ぎりぎりいっぱいで設定した場合、積立の途中で分配金を得たことで、その年の最終積立月である12月には年間40万円の枠を超えてしまい、積立投資ができなくなるケースもあり得ます。
また、その年の非課税投資枠の未使用分があっても翌年以降に繰り越せないとか、損失が出た場合でも、損益通算ができないなど、気を付けなければならない点が結構ありますので、これから始めたい方も、現に今やっている方も口座を持っている金融機関と相談して、上手に非課税枠を活用してください。

これだけじゃ、よくわかんねーよ!とおっしゃりたい方は、お気軽にすまい倶楽部株式会社までおこし下さいね。

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