皆様、いつもお世話になっております。
すまい倶楽部㈱の小林北斗と申します。
これを書いているのは6月上旬、梅雨入り直後です。幸い今日は雨も降らず、天気予報で『4月並みの気温』と表現される涼しさで、大変に快適です。毎年こんな梅雨なら大歓迎です。今月は、日々の出来事について書かせて頂きます。
■タイプミス
皆様は、『タイプミス』ってありますか?僕は時々あります。
ちょうど先程、お客様宛のメールを書いていて、『よろしくお願いいたします。』と打とうとしたのですが、
『お願い(onegai)』の『a』がうまく入力されておらず、『よろしくおネギ』になりました。
もしあのまま送信していたら、お客様から「あれ?まさかこの人、『おネギ』が口癖の人なのかな?」と思われてしまうところでした。
アンパンマンの登場人物みたいな語尾。
■ネギーおじさん
そこで、『ネギをモチーフにしたアンパンマンキャラ』を調べてみたら、それに該当するキャラクター『ネギ―おじさん』を発見しました。
名前の通り、見た目が長ネギのおじさんです。
ネギ―おじさんは、普段は『長ネギを配り歩く、気が弱いけれど優しいおじさん』ですが、誰かの危機を察知すると『怪傑ナガネギマン』に変身して戦うそうです。
ナガネギマンは正義のヒーローで、見た目は完全に『怪傑ゾロ』です。
以上の情報はアンパンマンの非公式情報サイト『アンパンマンデータベース』様からの引用です。
こんなサイトがあるんですね。
すごく面白いじゃないですか。データベースには、「ばいきんまん、覚悟するネギ!」など、ナガネギマンのセリフもまとめてあり、場面が目に浮かぶようです。
バイキンマンを追い詰めるほど強いんですね、ナガネギマン。
ただ、「長ネギを配り歩く」って不思議な職業ですね。普通にお店で売ればいいのに。
■アンパンマンと通貨
本当に無知でした。僕はなんにも知りませんでした。
『アンパンマン 通貨 概念』で検索してみたら、なんと、アンパンマンの世界にはお金の概念がありません。
アンパンマン公式サイト内で『アンパンマンワールドでは、自分で作ったものをあげて、みんなに喜んでもらうことだけでうれしいので、お金はまったく必要ないんですよ。』と説明されていました。
完全に僕が間違っていました。
ネギ―おじさんは、自分で作った長ネギを配って皆に喜んでもらえるだけで嬉しいのです。
それを僕は「売ればいいのに。」なんて本当に無神経でした。
ネギ―おじさんは純粋に、長ネギの美味しさで人を喜ばせたいだけなのです。
でも、現代の日本で長ネギを配り歩くと人に怖がられてしまうので、受け手にもアンパンマンワールド住民の純粋さが必要です。
■祖父母
『自分で作ったものを人にあげる』で思い出しましたが、僕の祖父母は、よくご近所さんからお裾分けを頂いていました。
基本的に玄関の鍵をかけないため、ご近所さんが普通に玄関を開けて、無言で袋詰めの野菜などを置いていくのです。
祖父母はいつも置かれた品物で「お隣さんからだ。」とか「これはお向かいさんだ。」と察していました。
そして祖父母もまた同じようにご近所さんにお裾分けしていたようです。
田舎では普通のことですが、『ごんぎつね』みたいなことをする人達だな、と思います。
当然そこに通貨は介在しませんので、祖父母とご近所さん方のコミュニティは、『リアルアンパンマンワールド』といっても過言ではありません。
祖父はいつも「余らせても腐るだけだから持ってけ。」くらいのクールさでしたが、内心はネギ―おじさんと同じ喜びを感じていたかもしれません。
いわば『ネギ―おじいさん』。その血を引く僕はさしずめ『ネギ―おにいさん』でしょうか。
字面は少し気持ち悪いですが、そういう精神でありたいという意味で。
■アンパンマン公式サイトの質問コーナー
先述の公式サイト内質問コーナーでは、
『しょくぱんまんって、何枚切りなの?』や、
『ジャムおじさんとバタコさんの関係は?』のような攻めた質問と、
それに対する回答が見られますのでオススメです。
幼少期の僕は、あまりアンパンマンに興味のある子供ではなかったですが、実はすごく面白いのですね。
今月は以上です。また来月!