2種類の査定金額 (関谷)

いい気候になりました!お散歩が気持ち良いですね!

本日は、不動産の査定には2種類ある事を、事例を通じてお伝えします。

Kさんは60代の夫婦。世田谷区の築35年のマンションに新築から住んでいました。

お子様も独立し、奥様のご実家に引越をする事になり、他社で売却査定を実施。

他社の営業と相談し、査定金額「7-8件」を出すとの話でした。

営業マンは「最も高い金額で話を進めましょう」と言っています。

 

あなたなら、どうしますか???

1、信頼できそうだし、こんなに沢山、査定してくれた。もう他に行っても仕方がなさそうだからこのまま進めよう。

2、査定してくれたが、大切な資産。他にも聞いておこう。

 

結果、私のお客様は2番を選び、私に相談しました。

でも、業界の事を知らない、もしくは、営業に多く声をかけたくない場合、

1番で進めてしまう気持ちも理解できます。

 

最終的に私は、1の最高額よりも、1100万円高く販売しました。

3600万円が4700万円です。

では、何が1番では、いけないのでしょうか。

ポイントは「買う人は誰か」です。

「不動産の買取業者」か「一般ユーザー」。

 

今回の不動産営業は、「不動産の買取業者」を対象に8社査定依頼して金額を提示しました。

最も高い金額であっても、その金額に「利益をのせて」、再度一般ユーザー向けに販売する事が彼らの狙いであり、仕事です。

だったら、最初から一般ユーザーを対象に販売した方が、高く売れるに決まっています。

お分かりになりましたでしょうか。

誰を対象(買い手)とした「査定」をするかで、査定額の結果が全く違います。

業者の買取査定があることを覚えておいてくださいね!

但し、安くても業者と取引する方がよいケースもありますので、一度ご相談ください!

 

 

 

 

 

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