~ 売却の話(前編)~ (関谷)

早く暖かくなって欲しい季節ですが、暖かくなると、月日も経ってしまいます。先をいそがず、一歩一歩いこうと思う今日この頃です。

さて先々月に書いた記事で反響をいただき、多くの売却相談をいただいております。書いた内容を簡単にお伝えします。しっかり当社のメリットを聞いた方は、90%近くは、当社を売却のパートナーとして選んでくれる。逆に話を聞いてくれなかった人は、大手や知人の不動産会社に頼む、という話です。当社の事をよく知らなければ、大手の方が信頼が高いのは一般的に当たり前の事ですが…。

さて、より高く売る為の方法のひとつは高く売れる「確率」を高くしておく事だと私は考えております。しかし「高く売れる会社を選ぶ」事で、一番勘違いしやすい間違いは「査定額」の在り方です。査定額の壁です。査定額は「客観的な根拠」から算出しますので、どの会社に依頼してもほぼ同じになります。それでも会社によって金額が異なります。理由は、営業マンの「主観」が入ってしまい、査定をするからです。これは仕方のない事です。
しかし、査定額を異常に高く算出する会社もあります。何故か。それは、お客様が「査定額が高い会社が、高く売れる会社」と勘違いしがちなので、それを利用しているからです。ですから、査定額を高くする目的は、お客様から選ばれたいからなのです。そんな私欲の強い営業マンに依頼しないでください。

では、どうしたらよいのでしょうか。まず、「売却する会社を選ぶ事」と「査定額を知る事」は別である事を理解してください。

お客様は、何の為に「査定」をするのでしょうか。売れる金額を知り、今後の人生設計に活かす為ではないでしょうか。売却をするかしないかを決めたり、次に住む建物の金額を決めたりします。その金額次第で将来を決断するのではないでしょうか。営業マンの「強い主観」と知らずに、将来を計画したら一体どうなるのでしょうか。計画が狂ってしまいます(住替えの方は、特に注意してください)。繰り返しになりますが、査定額が異常に高い事は、ありえない話です。

しかし、それが高いのか、正しい査定か分からない場合もあります。そのような場合は、3社位に依頼してください。どれも似た数字であれば、3社とも売却パートナーとして比較検討を続けてください。正しい査定です。但し、1社だけが高い場合はその会社は外し、他の2社が正しい数字であると思ってください。

それでは、ここからが本番。高く売れる方法のひとつ、確率論をお伝えしたいと思いますが、書くスペースがないので、また来月。

 

 

 

 

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