皆様、いつもお世話になっております。すまい倶楽部㈱の小林 北斗です。
この文を書いているのは9月上旬。やっと少し涼しくなってきましたね。先月号の書き出しで『爆熱の候』なんて言っていたのが嘘のようです。オリジナルなんですよ、あれ。皆様も来年お使い下さい。
今月も、日々の諸々について書かせて頂きます。
■カニ
先ほど、お客様宛に打っていたメールの最後に『すまい倶楽部㈱ 小林』と書こうとしたら、『㈱』のところで手元が狂って、『すまい倶楽部カニ 小林』になってしまいました。
ついうっかり、社名の後ろに『カニ』が付いてきてしまいました。横歩きで。カニだけに。
どうやら、キーボードの『B・U』の右隣が『N・I』であるため、『KABU』の代わりに『KANI』と入力してしまったようです。
もしあのまま『すまい倶楽部カニ 小林』と書いたメールを送信していたら、お客様に対して「私は、すまい倶楽部で『カニ』という役職を担当している小林です。」と主張してしまうところでした。
さらに、カニを社員として雇っているとなれば、「すまい倶楽部の『倶楽部』は『CLUB』ではなく『CRAB(カニ)』の意味なのでは?」とか、「『すまい』に『カニ』ならば、それはもう『ヤドカリ』のことでは?」という噂が流布されるのも時間の問題です。
そんな事態に陥れば社内評価においても甲殻、もとい降格です。危うくメール1本で全てが水泡に帰すところでした。カニだけに。
■根絶
奄美大島の『マングース』が根絶された、というニュースを見ました
猛毒の『ハブ』を減らそうと45年ほど前に持ち込まれたマングースが、国の特別天然記念物『アマミノクロウサギ』などの野生動物を襲うので、20年ほど前から駆除が進められてきたという経緯です。
ピーク時には最大で1万匹ものマングース(略して1万グース)がいたものの、ここ6年以上も捕獲されておらず、今年9月3日に『根絶』が宣言されたとのこと。
そもそも外来種だったんですね、マングース。知りませんでした。
そこで思ったのですが、在来種として猛毒のハブが生息している島に、加えて狂暴なマングースまで持ち込まれたのに、これまで生き延びてきた『アマミノクロウサギ』がすごくないですか?
いったいどんな強みがあるのかと思って調べたら、『小学校で飼育されているようなウサギとほぼ同じ大きさですが、耳が小さいのが特徴です。』と説明されていました。耳、小さいそうです。
強みでも何でもないですし、むしろ『黒さ』の方が特徴的です。
さらに気になったのは、『2021年の調査では、奄美大島に11,549~39,162頭が生息(環境省調査)』の記述です。結構いるんですね。全盛期のマングースよりもいます。
あと、推定の個体数ってこんな幅があるものですか?それは別にいいですけど。
ハブの個体数は推定『10万匹』だそうです。ハブいすぎ。頑張れウサギ。さよならマングース。
■『ウサギ』で思い出したのですが
小学生の頃、学校のウサギ小屋にネズミが出ると聞き、動物好きの友達と皆で一緒にネズミ捕りに乗り出したことがありました。
僕達は誰に頼まれるでもなく、目撃情報に基づき配管の出口などにエサを仕掛け、教室にあったガラス瓶(ネスカフェのゴールドブレンドの瓶でした)を設置して回りました。
今考えてもお粗末な仕掛けでしたが、田舎ネズミの知恵はさらにその下を行ったようで、翌日には見事に1匹のネズミが捕獲されました。ドブで捕獲された、純然たる『ドブネズミ』です。
クラスで一番の動物好き『フミヤくん』が、捕獲したネズミを瓶のまま教室に持ち帰り、以前ハムスターが飼育されていたケージに移しました。
ちょうどサイズ感もハムスターほどで、尻尾が長くて可愛らしい顔をしたネズミを我々は『ロングテイル・ドブ・ハムスター』と呼び、教室で飼うことにしました。
その晩、各自が家族に事の顛末を話すと、いずれの親御さんからも「今すぐに飼育を止め、野に放せ。」との意見が噴出し、翌朝には皆でしぶしぶと裏山に逃がしました。
放任タイプの僕の母ですら、「大丈夫なの?ペストとか。」と心配していました。
たぶん、子供がドブネズミを捕まえてきたら『ブルーハーツ』でも同じように言うと思います。
以上、ド素人のペストコントロールの話でした。しないと思いますが、絶対に真似しないで下さい。危ないので。ペストとか。
今月は以上です。また来月!
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