料理の話(小林)

いつもお世話になっております。小林 北斗と申します。これを書いている今、世間では風邪やインフルエンザが流行しておりますが、健康の基本は食生活からという意味も込めて、私の趣味のひとつである『料理』について書かせていただきます。

■料理の話

私が人から『趣味は何か』と問われたときに、強いてあげるとするならば『料理』です。

料理が趣味というと、手の込んだ料理やこだわりの道具といったものを想像しがちですが、私の料理はもっとシンプルに

『自分の食べたいものを作り、食べる』ただそれだけなのです。

そのため、色どりや見た目の美しさには全くこだわらず、ただ『自分好みの味』のみを追求します。

得意料理を並べると、牛丼、鶏のから揚げ、チンジャオロースー、炊き込みご飯、オムライス等々。

全体的に『茶色い』ものばかりです。

運動部所属の男子高校生の好きな食べ物ランキングを作ったら上位陣はきっとこんな感じだと思います。

そこに申し訳程度にサラダやスープを添えるのが私のいつものパターンとなっています。

これらの得意料理はどれも数えきれないほど作ってきた料理なので、それぞれにこの紙面を埋め尽くせるほどの『自分なりのこだわり』がありますが、ただのレシピ紹介になってしまう上に、そんなに面白くありませんので割愛させていただきます。

私が料理を本格的に始めた大学時代はとにかく時間があったので、毎日のようにスーパーに買い出しに行き、よく購入する食材の価格変動を常に把握して、『いかに安く、自分好みの晩ご飯を作るか』をいつも考えていました。

もっと他に考えることは無かったのでしょうか。残念ながら無かったのでしょう。

さらに、ひとつの料理にはまると、飽きもせずに連日同じものを作り続ける私に友人たちはあきれ返り、私が約2週間もの間、毎日鶏のから揚げを作り続け、食べ続けていた期間のことを、今でも『から揚げ黄金時代』と呼びます。そのほかにも『炊き込みご飯黄金時代』『牛丼黄金時代』があります。

『黄金時代』とはいうものの、やはり全体的に茶色い料理ばかりです。

そんな『茶色い料理専門家』となった私が大学4回生の頃に、大きなターニングポイントが訪れました。

実家から『圧力鍋』が届いたのです。

母がテレビ通販で購入した圧力鍋2個セットのうちのひとつを譲り受けた私は、『煮込み料理』の世界に足を踏み入れました。

私にとってのそれはまさに『煮込み料理戦国時代』ともいうべき一時代の幕開けだったのです。

それからは、手当たり次第に煮込む、煮込むの日々でした。

豚バラブロックを煮込み『豚の角煮』、牛スジ肉を煮込み『牛スジシチュー』、鶏の手羽元とダイコンを煮込み『手羽元とダイコンの煮物』等々。

和・洋・中を問わずに煮込みまくる私の誕生日に、友人の一人が大量の『固形ブイヨン』をプレゼントしてくれたことがありました。

私は趣味に理解のある友人に感謝しつつ、ロールキャベツを煮込みました。

皆様も、料理を楽しみながら健康的な食生活をお送りください。

 

 

 

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