マンション売却① 最近の傾向(関谷)

秋らしい季節になりました。八王子の高尾山へまた行きたいと思います。

この夏に初めて行った時の程よい疲れが気持ちよかったからです。もみじが多く見受けられたので、紅葉が綺麗そうです。お子様がいる方は、小学3年以上なら楽しく山登りができると思います。

さて、二子玉川のマンション価格もピーク(もう少し伸びるという方もいる)にきたからでしょうか、売却をする方が増えてきました。

ただ、増えておりますので、買う方にとっては「待てば、何か出る」という感じになってきつつあり、何となく価格の上昇もここまでかなぁ思っています。とはいえ、アベノミクス以前に比べると、まだまだ物件が少ないので、リーマンショックのような事態が起こらない限り、しばらくこの価格で推移するように思えます。

 

最近不動産を購入される方の多くは、住替えです。2LDKから3LDK、3LDKから戸建へと、手狭さをきっかけに計画される方が多い。

二子玉川は、用賀や桜新町と比べると価格の上昇幅が大きく、神奈川県の川崎や横浜と比べると更に大きくなっております。

そこで、価格が上がった二子玉川の家を売り、その資金で、価格があまり上がっていない周辺エリアで戸建を購入する方、もしくは広さ変わらず都心方面へ移り住む方もいます。

 

先日、ご来店されたお客様から「他社の○〇〇に依頼したけれど全然決まらなかったけれど、イエステーションに依頼したらすぐに決まった」という話を聞きました。

普通の方が知らない事は、売却依頼をした業者の1番重要な仕事内容です。

もちろん安全な取引がベースにある話です。多くの方は「お客様を探す事、みつける事」と思っています。大手はお客様がいるから、多くの方に知ってもらう為には、最も相応しい――こんな感じです。

実は違います。

この業界のお客様探しは「全」不動産会社がします。

業法上、そうすると定められているのです。仮にこの世に3社しかない場合、A社に売却依頼してもABC社の全社で探します。B社に依頼しても同じ事です。ですから、当社に依頼しても、イエステーションだけでなく、リバブルさん・三井さん・野村さん・大京さんなど全社でお客様探しをします。このような仕組みになっており、業法上そうなるように出来ています。

ソニー不動産をご存じでしょうか。そこのホームページにはソニーに販売依頼された物件すら掲載していません。ひとつも掲載されていないのです。

何故かはお分かりですよね。この業界は、お客様は全国全社の不動産会社の全員で探すので、掲載する必要がないと思っているからです。これは、この業界の仕組みが、もっともよく分かる具体例です。

では、なぜ「他社の○○○は全然決まらなかったけれど、当社にしたらすぐに決まった」のでしょうか。これは次回に。今回は、「業法上、どこに依頼しても集客は変わらない。」これだけ覚えておいてください。

 

 

 

 

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