今月は、『HEIDI’S BAKE (ヘイディズベイク)』さんをご紹介させて頂きます。今年(令和5年)8月にオープンされたお店で、洋菓子(焼き菓子)を専門に扱われているカフェです。
場所は瀬田の交差点の交番側で、ビルの2階です。
ビルの入り口に置かれている看板が目印。
エレベーターで2階に上がると、マンションのような入口ドアに『OPEN』の札とお店の営業日カレンダーが貼り出されています。
軽くノックしてから緊張気味にドアを開けて入店すると、写真スタジオを兼ねた広いスペースのお店でした。店内にはテーブル2つとソファー席がゆったりと設けられており、カウンター越しにご店主の方が調理されています。
看板にもお写真が載っているパティシエのヘイディさんです。事前に焼き菓子専門のカフェと聞いていましたが、『台湾葱抓餅(ツォンズワピン)』という軽食メニューもありますよ、と教えて下さいました。台湾のご出身の方なので母国のお料理を出されているんですね。昼食がまだでしたので有難い限りです。
味が2種類から選べましたので、僕は『卵ベーコンチーズ(税込702円)』の方にしました。
フィナンシェ以外にも複数の種類がありますが、その日は少し気温が高めでしたので、『フィナンシェ アイスサンド』を頂くことにしました。フィナンシェを自由に選んで、アイス(ミルクorバニラ)とソース(ミックスベリーor塩キャラメル+胡桃)がそれぞれ選べて焼き菓子料金+300円です。僕が選んだのは、秋限定のフィナンシェ『さつまいも+ごま塩(税込330円)』にミルクアイス、ミックスベリーソースで合計630円税込です。飲み物は『アイスカフェラテ(税込500円)』にしました。
注文をしたら席に座って、テーブルに飾られた陶器の人形『どんぐり坊や(僕が勝手に呼んでるだけです)』を眺めながらしばし待つのみです。
以下は味の感想です。
『台湾葱抓餅(ツォンズワピン)』の見た目は薄く焼いた『チヂミ』のようですが、卵・ベーコン・チーズを挟んで焼かれた生地の表面はパイ生地のような質感で、焼き目が香ばしくてサクサク、中はモチモチです。『薄焼き香ばしモチモチパイ』とでも言いましょうか。お祭りの屋台で売られていたら大人気になりそうな味です。と思って調べたら、台湾では屋台料理の定番だそうです。もう屋台で売られてました。恥ずかし。
次に、僕が葱抓餅を食べ終わる頃を見計らって『フィナンシェ アイスサンド』を運んで下さいました。焼きたてのフィナンシェは食感がさっくりと軽く、ミルクアイスとさつまいもの優しい甘みに、塩粒のアクセントが効いています。ごまの香りとベリーの酸味も引き立って、我ながら良いチョイスだったかもしれません。あと、マットな質感の白いお皿がお洒落。
ちなみに、僕がテイクアウト用に選んだ『レモン+馬告山胡椒スコーン(税込320円)』に使われている『馬告』というスパイスは貴重なものだそうで、日本では手に入らないとか。ご来店の際はぜひお試しください。さらにヘイディさんが、その貴重なスパイスを「レモングラスのような香りがします。嗅いでみますか?」とお皿に少し取って差し出して下さいました。いいんですか?貴重なのに。嗅いでみると本当にレモングラスのような爽やかな香りがしました。「どうですか?」と聞かれ、僕は思わず「本当だ!する!」とバカみたいな返事をしました。その節は失礼しました。
また、カウンターの写真撮影を快くお許し頂きありがとうございます。カフェタイムの訪問でしたが、僕の後にも2組の方が来店され、店内は満席になりました。早くも地域で認知されたお店なんですね。期間限定のものや珍しいお品物もあり、味も抜群。お手土産にも良さそうです。台湾フレーバーの洋菓子カフェ、皆様もぜひお試しください。お勧めです!
HEIDI’S BAKE (ヘイディズベイク)
■ジャンル 洋菓子
■住所 東京都世田谷区瀬田2-27-6 三立ビル 2階
■営業時間 10:00~16:00(売り切れ次第close)
■定休日 月曜日・火曜日
■支払い方法 完全キャッシュレス(カード・電子マネー・QRコード決済)
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