今月は、『玉春(たまはる)』をご紹介させて頂きます。
昨年11月に、玉川3丁目の『柳小路』の東角1階にオープンしたお店です。コンセプトは『おばんざいと中華そば』。『おばんざい』というのは京都のお惣菜のことですね。柳小路の京都っぽい町並みにうってつけのお店かもしれません。
メニューを見ると、中華そば以外にも餃子や各中華メニューが揃っています。『おばんざい付き』と記載された定食メニューもありますね。
せっかくなので今日は、この『おばんざい付き』を攻めてみたいと思います。
それからさんざん悩んだ僕でしたが、『おばんざい付き 厚切り牛バラと豚角炊き定食(税込1,280円)』を選択させて頂きました。
プラス100円でご飯を『かしわめし』に変更できるというのでそちらもお願いしつつ、単品の『手打ち牛タン餃子 五ヶ(税込600円)』もオーダー。『手打ち』というので、餃子の皮も手作りしているということでしょうか。
お料理のご紹介ですが、写真の左奥がメインの『厚切り牛バラと豚角炊き』です。一人用の土鍋に、厚切りというよりもはやブロック状の牛バラと豚肉がどっしり入っています。お箸で簡単に切れる柔らかさに煮てあって、味付けもしっかりです。
中華でイメージするような油っぽさや香辛料の辛さはなくて、『爆裂にうまい中華風の煮物』という感じでした。大変分かりにくいでしょうが、素人の感想ですのでどうかご容赦ください。
里芋やレンコンが一緒に煮てあって日本の煮物寄りかと思えば、写真右奥の紅白なますに細切りのザーサイが使われていたり、中華と京都のハイブリッドを感じます。
白いご飯の代わりの『かしわめし』は、ふっくらと鶏が炊きこまれ、中華ちまきに近い食感や味付けです。僕はもち米が好きなので大正解でした。期せずして、ひとつのお膳に牛・豚・鶏が出揃った形になります。なんと贅沢な。
さらに追加注文した『手打ち牛タン餃子』が運ばれてくると驚きました。
色が『黒』です。
お店の方に「この黒は何の色ですか?」聞くと、食用の竹炭が練りこまれた皮を使っているそうです。特に炭っぽい味はしませんでしたが、竹炭は健康に良いと聞いたことがあります。
牛タンの食感を活かすためか、餃子ひとつずつがなかなか大きくて食べ応えがあります。ジューシー感も重さもずっしりとしていて、かじると汁が飛び出ました。
定食だけで相当の分量がありますが、餃子はぜひお試し頂きたいですね。非常にキレイな店内ですので、女性も抵抗なくご利用いただけるかと思います。
また、常日頃から二子玉川のラーメン店の増加を切に願ってきた僕としては、次回訪問時は中華そばに挑戦したいところです。
玉春
■ジャンル おばんざい・中華そば
■住所 東京都世田谷区玉川3-11-1
■TEL 03-5717-9804
■営業時間 【平日】11:30 ~ 15:0018:00 ~ 21:30【土日祝】11:30 ~22:00
■定休日 不定休
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 定休日、営業時間変更をしている場合がございます
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