News Letter -2025年6月(小林)-

皆様、いつもお世話になっております。すまい倶楽部㈱の小林 北斗です。

僕がこのニュースレターを書いているのは6月初旬です。東京の梅雨入りはまだですが、天気予報は1週間先まで曇りか雨で埋め尽くされています。

僕は4月から社内で(勝手に)熱帯植物を育て始めました。仮に湿度が80%を超える日であっても、生育環境として最適ですので、梅雨を前向きに過ごせそうです。皆様もぜひ。

今月も、日々の出来事について書かせて頂きます。

■メンマ
皆様は『メンマ』ってお好きですか?僕は結構好きなのですが、世間ではあまり人気がない気がしています。

僕の意見としては、味や食感にややクセはあるものの、それが嫌われる要因の全てではないと思っています。

ここで、僕の中学の同級生でメンマ嫌いの『中沢くん』の話をさせて頂きます。彼はメンマを『シナチク』と昔ながらの言い方で呼び、しかも彼の『シナチク』は、吐き捨てるような、暗い感情を投げつけるような言い方でした。きっと昔メンマと何かあったのでしょう。金銭トラブルとか。

実際にはメンマのどこが嫌いなのか聞いた際には、毅然として「あれはもう木。食えるだけの割り箸。」と言い切りました。そんなことを言うために毅然とするな。

食える時点で割り箸との差は歴然ですが、彼がメンマの『見た目』が嫌いなことは分かりました。味や食感も好きではないのでしょうが、中沢君から見たメンマは、ラーメンに置かれた『木』なわけです。言いたいことは理解できましたが、メンマ好きの僕はまだ納得いきません。いくら嫌いでも『木』はあんまりです。まあ、『竹』ではありますけど。

■AIの話
皆様、『AI』は使われていますか?僕は先日、はじめて使ってみました。お客様宛のメールを書いていて、「文章がフランクすぎるな。」と思ったのがきっかけです。

さっそく『ChatGPT』をダウンロードしてきて、僕のメールの文面を丸ごと入力し、『お客様への敬意が伝わるよう、丁寧な文章に書き直してください』と指示してみました。

すると、文脈や要点はそのまま、かつ語尾や接続語も自然に、丁寧すぎるほど丁寧な文章に書き直してくれました。しかも所要時間10秒足らず。それを見た僕は、「へえ、なるほど。いい表現じゃない。やるじゃない。」などと言いつつ、自分で書いた元のメールを自分なりに丁寧に書き直し、お客様へ送信しました。

決してAIの文章に落ち度があったわけではなく、正直ちょっとイヤだったからです。『丸ごと書き直せ』と指示したのは紛れもなく僕ですが、実際に丸ごと書き直されると少しイヤな気持ちになるんですね。いい勉強になりました。

我ながら理不尽だと思いますが、未来の社会ではAI同士が丁寧なメールのやり取りをするのかと想像したら、少し怖くもありました。実際に起こりうるAIの反乱とは、『ターミネーター2』みたいな派手なものではなく、『人間が文章を書く能力を失い、国語が壊滅する』といった地味なものだと思います。

地味ではありますが、僕のような『国語くん』の人生の幅は恐ろしく狭まることでしょう。僕から国語を奪ったら、骨と皮と思いやりと思慮深さと正義感と謙虚さしか残りません。あれ、意外と色々残ってる!ていうか自己評価が高すぎ!謙虚さゼロ!丸ごと丁寧に書き直してください!

■関谷さん
先日、以前に弊社『すまい倶楽部』に営業担当として在職されていた『関谷さん』にお会いしました。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、いつも合理的で優しいメガネのパパさんです。変わらずお元気そうで嬉しかったです。

事前にLINEでランチにお誘い頂いていたので、僕からいくつかお店をご提案した結果、僕が記事でご紹介させて頂いたお店に伺うことになりました。

関谷さんが先にお店に到着されていたので、僕が後から同じテーブルに通して頂いたところ、なんとご店主の方から「小林さんですよね?」と声を掛けて頂きました。まさか顔で気付かれると思っていなかったので驚きました。

さらに、僕のお店紹介記事もお読み下さっていたそうで、さすがにありがたすぎて変な感じになりました。人って、ありがたすぎると変な感じになるんですね。

そんなことがあったためか、関谷さんのお話を聞きに来たつもりが、すまい倶楽部と僕の話ばかりになってしまいました。さらに、わざわざお越し下さったにも関わらず、お会計は関谷さんにご馳走になってしまいました。さすがに申し訳なさすぎて変な感じになりました。人って、申し訳なさすぎると変な感じになるんですね。

今月は以上です。また来月!

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