皆様、いつもお世話になっております。
すまい倶楽部㈱の小林です。
先日、借りているアパートの更新手続きをしました。
それと同時に、世田谷区に住み始めてからもう2年が経ったことを実感しました。
この2年、アパートの更新料を支払うためにお金を貯めていたのですが、私の借りているアパートには更新料がいらないことが判明し、嬉しい誤算に少し浮足立っています。
さて今月は、会社での出来事について書かせていただきます。
■動物の話
村上さんと、「勝てる動物」について話しました。
ヒトが素手で勝てる動物の限界はどこか、という話です。
武井 壮さんとかがよく話しているようなやつです。
中学や高校の休み時間に友達とそんな話をした記憶がありますが、28歳になって再びすることになろうとは、人生ってわからないものですね。
まず手近なところから、「霊長類」ならばヒトはどこまで勝てるのか、という話から始まりました。
「ゴリラ」や「オランウータン」なんかは明らかに強すぎるので問題外として、「ニホンザル」ならどうか、という話になりました。
日光なんかにいるお猿さんです。
ニュースなんかでは、集団で観光客の荷物をさらったり、
やんちゃで凶暴なイメージがありますが、
ここではあくまで集団ではなく、1対1の戦いを想定しています。
そういうルールなのです。
ニホンザルの情報をネットで調べると、
「あごの力が強く、指をかみちぎるほど」とか恐ろしい情報が出てくるので怖気付きますが、村上さんは毅然として、
「確かに噛まれたら痛いが、無傷で勝とうというのが甘い。
ケガを恐れるから負けるのだ。」などと、
勇ましいことを言います。
さらに調べると、「ニホンザルは、瞬発力こそあるものの持久力がない。」とか、
「すばしっこいが、最高時速はそれほど速くない。」とか、
ヒトが勝てる可能性を感じさせる情報も出てきます。
村上さんは静かに、「ニホンザルには勝てるな。」と勝利を宣言しました。
根拠は非常に薄いですが、村上さんがそういうならそうなのでしょう。
■小林VS村上さん
「勝てる動物の話」をしていると、だんだんとエキサイトしてきた村上さんが、
「いいこと思いついた。僕と小林君ならどっちが強いだろう。」などと奇妙なことを言います。
動物の強さを話しているうちに、村上さん自身と、この私「小林北斗」の強さを比べたくなったらしいです。
すごく楽しそうな顔で言っていましたが、非常に物騒な話です。
それでも私は冷静に分析して、「リーチ(腕や足の長さ)では僕ですけど、パワー(腕力や筋力)では村上さんですね。
素手で戦ったら、なんだかんだで僕が負ける気がします。」と意見を述べます。
すると村上さんは急に悲しげな顔で、
「でも、小林君とは戦いたくないよ。」
「小林君に殴られるのも、小林君を殴るのも嫌だ。想像するのも嫌だ。どんな理由であれ。」
「戦いになる前に必死で説得する。」などと、
話の前提から覆す、徹底的な反戦のコメントを述べました。
僕としても、別に村上さんと戦いたいわけではないので、
「もしも僕が急に村上さんに殴りかかるようなことがあったら、僕の弱点はたぶん『首』なので、首を狙って攻撃してください。
締め落としてください。」と自らの弱点を伝えました。
すると、「もうやめよう。こんな話をしてるだけで悲しくなるから。」と一方的に話が中断され、村上さんは悲しい表情で下を向いてしまいました。
そもそも村上さんからはじめた話なのに。
確かにどんな理由であれ、お猿や人に暴力を振るってはいけませんね。
最後には悲しくなるだけです。
今月は以上です。