なんだか寂しい季節。(村上)

皆さま、こんにちは。ジメジメした天気が続いております。

あぁ、あっという間に私の大好きな夏が終わってしまいました。

台風やら低気圧やらが通り過ぎると、一気に涼しくなってしまうのでしょう。

日も短くなりましたし、なんだか寂しい心持ちがしています。

9月はなんだか寂しい季節。今月のトピックスをご覧下さい。

 

●ヒント

以前、ニュースレターに書いたことはあると思うのですが、私は母と二人で実家暮らしです。

恥ずかしながら、夕飯はだいたい母が作ってくれます。

ただし、夕飯の献立について聞くと、だいたいはぐらかされます。

『今日の夕飯なに?』と聞くと、『煮物。』と言われました。

なにを煮たかによって全く違う料理になるので、なんで答えてくれないのだろうと少し妙な心持ちになります。

最近は更に拍車がかかっており、

『今日の夕飯なに?』、と聞くと、

『もろもろ。』と答えられたり、『肉。』と答えられたり、

『なんでもええやないの。』と答えられたりします。

なので、『なにが出てきても文句を言ったことはないのだから、もう少しヒントを欲しいんだけど。』と少し攻め込んでみました。そうしたら、『肉。』ではなく、『鳥。』と答えてくれました。

調理方法まではわかりませんでしたが、著しい進歩です。

 

●価値観

人それぞれです。

当社のお客様がお引越しの際にセミダブルのベッドを譲ってくれるとおっしゃいました。

私は以前、別のお客様から同じくセミダブルのベッドを頂いたので、母に聞いてみました。

『お客さんがね、セミダブルのベッドを譲ってくれるっていうんだけど、欲しい?』

『部屋が手狭になるし、いらんわぁ。』

『あ、そう?この間オレがセミダブルのベッドをもらったときはとても羨ましそうな、そして悲しそうな顔をしていたからね。』

『せやけど、お仏壇もあるし、椅子もあるし、運ぶのも面倒やし。』

『まぁ、運ぶのはテキトーに手伝ってもらうからいいよ。』

『せやけどなんや悪いわぁ。』

『あ、そう。なんかすごく良いベッドらしいけどね。たぶんデパートで買ったやつなんじゃないかな。』

と言い終える瞬間かぶせ気味に、『それやったら要りますぅ。』

『あ、要るのね?』

『要りますぅ。お母さん、肩も腰も凝ってもうて、おっきいベッドで寝たい思ててん。嬉しいわぁ。』

母にとって、デパートで買った良いベッドは、部屋が手狭になっても手に入れたい品物なのです。

というわけで、私たち親子の寝具は、いずれもお客様から頂いたものとなります。

不動産屋さんをやっている恩恵。

 

 

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