旅行の話(小林)

皆様、お世話になっております。

すまい倶楽部の小林です。

新緑の季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私は、関谷さん・村上さんと3人で群馬・栃木へ小旅行に行ってまいりました。

あくまでほんの一部ではありますが、今回の旅行に関する出来事をお伝えさせていただきます。

 

旅行前日の話

旅行前日の夜8時頃、ちょうど荷造りを終えた私がテレビを見ていると、突然村上さんから電話がかかってきました。

どうしたんですか、と用件を尋ねると、「旅行に着ていく服が決まらないから選んでほしい。」という内容でした。

「シャツに合わせるインナーを選んでほしいんだ。電話だと分かりにくいから画像を送るね。」と言われた直後、LINEにチェックのシャツの写真が送られてきました。

続けざまに、3枚のTシャツが写った写真も送られてきて、「さっきのシャツにどれが合うと思う?」と問われました。

一応真面目に考えた上で、「真ん中のベージュのTシャツが良いと思います。」と返答したのですが、「それはベージュじゃないよ。実物はダークブラウンに近いんだ。」となぜか若干ピリピリした口調で訂正されました。

さらに、「あっ。タンクトップもあったんだった。」と言うなり、さらにTシャツ2枚とタンクトップが写った写真も送られてきました。

急に選択肢が倍増したためしばらく考え込んでいると、待ちきれなかったのか「もう少し自分で考えてみるね。ありがとう。」と言われ、電話を切られました。

翌朝、集合場所に先に到着した私でしたが、後から来た村上さんの服装に驚かされました。

なんと、前日には一切話題にも上がっていなかった白のシャツに、私が選んだものとまったく違うボーダー柄のTシャツを合わせた出で立ちで登場したのです!

村上さんは、ときどきそういうところがある先輩です。

 

ヘビの話

関谷さん・村上さんとの旅行の初日、群馬県太田市にある『ジャパンスネークセンター』を訪れた時の話です。

そこでは、ヘビの飼育・研究をしている研究員さんたちが、素手で毒ヘビを扱いつつヘビの生態を解説するショーが行われていて、ショーの最後にはヘビに関する質問コーナーが設けられています。

マムシやコブラに噛まれた時でもギリギリまで血清を使わなかった、と語る研究員さんに、村上さんが「どうしてすぐに血清を打たなかったんですか?」と尋ねると、「毒がまわると人体にどんな症状が出るのかを見たかった。」というデンジャラスな答えが返ってきました。

その後、他のお客さんからのいくつかの質問と、それに対する回答を熱心に聞いていた村上さんでしたが、さらに「一番噛まれたくないヘビってどんなヘビですか?」と次の質問を投げかけました。

研究員さんも「世界で一番強い毒をもつ『ブラックマンバ』ですね」と即答。

他のお客さんの質問が続き、そろそろショーもお開きか、という空気になってきた頃、村上さんが隣にいた私に小声で耳打ちしました。

「コブラに噛まれた時、どんな症状が出たんですか、って聞いてみて!」と。

「自分で聞いたらいいじゃないですか」と言うと、「一人だけ何度も質問して、積極的な奴だと思われるだろ!」とよくわからない恥じらいを見せていました。

村上さんは、ときどきそういうところがある先輩です。

 

 

 

 

 

 

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