4月から当社の新しい仲間として、畠山 健(はたけやま けん)くんが参加しました。奇しくもぼくと同い年の1988年生まれ! くるくるパーマにキリッとしたスーツの着こなしも爽やかな、27歳の好青年です。ぼくなんかより、よほど清潔感にあふれています。脈々と受け継がれてきた、「イエステーションのさわやか担当」の座も、ついに次世代へと譲り渡すときがきたようです。
さて、ぼくたち1988年生まれは、最近なにかと注目されることが多い世代です。
情熱大陸第800回記念特集「ぼくらは、1988年生まれ。」で取り上げられたことをきっかけに、
「なんか1988年生まれってスゴイ人多くない?」と話題になっているのです。
1988年生まれの有名人を一部挙げると、以下のとおり。
田中将大(野球選手)
福原愛(卓球選手)
内村航平(体操選手)
香川真司(サッカー選手)
辻井伸行(ピアニスト・作曲家)
大島優子(アイドル)
堀北真希(女優)
吉高由里子(女優)
新垣結衣(女優)
黒木メイサ(女優)
戸田恵梨香(女優)
多部未華子(女優)
佐藤健(俳優)
中尾明慶(俳優)
松坂桃季(俳優)
加藤ミリヤ(歌手)
山本裕典(俳優)
佐々木希(女優)
26歳という年齢のため、芸能関係かスポーツ関係に偏ってしまうのはやむを得ないのかもしれませんが、それにしても錚々たる面子です。
いったい、ぼくたち1988年生まれに共通しているものとはなんなのでしょう。少し、考察してみました。
1)ゆとり第二世代である
1987年生まれの世代から始まった、いわゆる「ゆとり教育」。のんびりとそれを受け止めてきた先輩方がボロボロに腐されているのを、ぼくたちは間近で見てきました。何かにつけて「これだからゆとりは」と叩かれ、疎まれ、侮られる先輩たち。それをいちばん前で見てきたぼくたちは、そう扱われまいと必死なのです。成功者が多いのも、それが理由かもしれません。
2)昭和と平成の境目に生まれた
同学年の中に、昭和63年・昭和64年・平成1年の3つが存在するというのは、おそらくぼくたち1988年生まれだけの状況でしょう。昭和と平成の狭間に立つぼくたちの中には、昭和的感性と平成的感性が共存しています。涼しげな顔をしながらも、自分の専門分野にひたむきなのは、平成的洗練と昭和的情熱が両立している何よりの証拠です。
3)生まれてこの方不況だった
物心ついた頃にはバブルが崩壊していたぼくたちは、「好景気」というのは生まれてこの方体験したことがありません。いまが人生はじめての好景気、と言ってもいいくらいです。お金を使わないことに慣れたぼくたちは、消費に躍起になることがありません。いちばん好きな言葉は“コストパフォーマンス”。仲間内で楽しく過ごすのにお金が必要ないことを、ぼくたちは知っています。
まあ、とはいえ。いかに同い年の有名人が多いからといってぼくたち自身がすごいわけではありません。畠山くんともども、1988年生まれの冠に恥じぬよう、これからも努力を続けていきたいと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。