【三浦社長のふどうさんコラム】第16回 コロナ禍におけるマンションの騒音問題 part2

引き続き、では、具体的に、騒音を避けるためにどういうところに気を付けてマンションを選べばよいか、いくつかのポイントをお話ししたいと思います。

騒音問題は、大きく分けてソフトの面とハードの面があります。

まず、ソフトの面。例えば、マンションの1階にある、掲示板に貼ってある書面をよく見る。

もし、マンションの中で騒音問題があった場合、掲示板にその注意書きが貼られています。

また、過去にあって現在解決されていた場合、マンションの議事録などに記録があるので議事録に目を通す。

その他の書面としては、管理規約や使用細則、管理会社の重要事項調査報告書などに音の事の記載がないが目を通す。

例えば、フローリングが禁止になっているマンションは、床のコンクリートの厚さが薄く、直貼(じかばり)になっている場合が多い。

最近のマンションは、二重床、二重天井になっているのが多いが、昔のマンションは、天井の高さを確保するためにそうなっていないものが多い。

図面を見て、リビングがフローリングでない部屋は要注意です。

その他簡単な方法としてはヒアリングがあります。

所有者はもちろん、他の住民、管理員などに騒音問題がないかヒアリングしてみると分かる場合が多い。

ただ、鉄筋の建物の場合、音の伝わり方が複雑で、必ずしも聞こえている音が真上の部屋ではない場合もあります。

また、騒音は、マンションの中だけではありません。

外から入ってくる音もあります。

そのため平日と休日、昼間と夜間など曜日や時間によって聞こえてくる音が異なる場合があります。

風や雨などの気象条件によっても異なります。

笑い話でないですが、私が20代の時に初めて購入したマンションで、住んでみたらすぐ近くに踏み切りがあって、時間帯によって、ひっきりなしに踏切の音がするのを気づいたのは、購入した後でした。

次回は、ハードの面のお話をしたいと思います。

 

 

 

 

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