YMY GYOKURO TEAROOM【カフェ】

今月は、『YMY GYOKURO TEAROOM(ワイエムワイ ギョクロ ティールーム)』さんをご紹介させていただきます。

海苔やお茶で有名な『山本山』さんが令和8年4月にオープンされた、カフェ形式で玉露を楽しめるお店だそうです。山本山だから『YMY』なんですね。

場所は高島屋南館の1階、二子玉川駅から本館と南館の間の通りを進んだ左手です。

高島屋HPの説明文によると、『玉露を発明した「山本山」から、気分で選ぶ玉露ハーブティー「YMY」と、彩り豊かなおにぎり・スウィーツを五感で楽しむ体験型コンセプトカフェ』とのこと。

え?玉露って山本山さんが発明したんですか?すごくないですか、それ?僕は小学生の頃、ねじめ正一さんの『高円寺純情商店街』を読んで以来『乾物』というものに一定の敬意を抱いておりましたが、玉露の発祥については全く知りませんでした。

訪問時は平日のお昼過ぎ、席が空いておりましたのでスムーズに入店できました。レジではちょうど2組の方が並ばれていて、ガラスケースに並んだおにぎりやスイーツ類をゆっくり見ることができました。

玉露ハーブティーとフードメニュー3点のセット『選べる玉露ハーブティー&フードセット(2,000円税込)』を注文し、さらにフードメニュー3点を追加。おにぎり5点に『オレンジほうじ茶ゼリー』を加えた盤石の布陣を完成させました。

僕が選んだ玉露ハーブティーは、その名も『HAJIMARU(始まる)』です。「リフレッシュしたいときに」と注釈が添えられ、陳皮・柚子・スペアミントがブレンドされた玉露を、今回はアイスティーで頂くことにしました。

注文が揃うと店員さんがお呼びくださいますので、カウンターにトレーを取りに行くシステムになっています。着席後にあらためて見ると、いくら「小さなおにぎり」とはいえ、5個はさすがに壮観です。

以下は味の感想です。
まずは肝心の玉露ハーブティーですが、柚子や陳皮の爽やかな香りが広がり、後からスペアミントの清涼感が心地よく続きます。玉露の旨味とほのかな甘みも感じられ、アイスでいただくことですっきりとした味わいでした。わずかに口のすぼまったグラスは香りを感じやすくするためのものでしょうか。そして次はおにぎり5個です。

①穴子たまご:ふわふわの玉子焼きと甘みのある穴子を合わせた優しい味わいのおにぎりです。後味は大葉の爽やかさ。また、海苔の専門店だけあって、パリッと歯切れの良い海苔の豊かな風味も香ります。

②トロたく:ネギトロと刻みたくあんを合わせた一品。ネギトロの脂にたくあんのポリポリ食感、挟み込まれた海苔の佃煮がまろやかな味付けになっています。

③明太モッツァレラ:明太子の表面を軽くあぶってあることで食感とピリ辛の風味が際立ち、モッツァレラチーズの淡白な風味とモチモチ食感に抜群のアクセントを生んでいます。バジルペーストも心地よく香り、主張しすぎず全体をまとめます。意外性は頭一つ抜き出ているかもしれません。

④牛しぐれとろろ:濃いめの甘辛い牛しぐれに、さらさらのとろろが加わることで口当たりまろやか、雑穀ごはんの食感も際立って楽しめます。

⑤焼き鯖と大葉:厚切りの焼き鯖ごとひと口かじると、大葉の下に隠れた梅肉のペーストが鯖の脂の旨味をさっぱりとまとめてくれます。ごはんにはいりごまがまぶしてあり、香ばしさと食感のアクセントになっています。

最後にオレンジほうじ茶ゼリー。ほうじ茶の香ばしい風味とオレンジピールのほろ苦さ。その一方で、どこか懐かしさを感じるような、なんだか可愛らしい甘さが印象的でした。お値段はそれなりですが、いずれのお品物にも創意が詰め込まれているのを感じました。あらためて日本のお茶文化を気軽に、軽やかに体験できる素敵なお店だと思います。僕だったら、『先生』とお呼びするようなお立場の方をお茶でおもてなしする、みたいな場面で使ってみたいお店です。

YMY GYOKURO TEAROOM(ワイエムワイ ギョクロ ティールーム)

■ジャンル:カフェ
■住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S.C.南館1F
■営業時間:09:00 – 20:00 L.O.ドリンク19:30
■定休日:施設定休日に準じる
■電話:03-6431-0003

YMY GYOKURO TEAROOM – 玉川高島屋S.C.
玉露を発明した「山本山」から、気分で選ぶ玉露ハーブティー「YMY」と、彩り豊かなおにぎり・スウィーツを五感で楽しむ体験型コンセプトカフェの第1号店。お茶、フード、スウィーツ。その日の気分で、組み合わせは自由自在。

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