News Letter -2024年12月(小林)-

皆様、いつもお世話になっております。すまい倶楽部㈱の小林 北斗です。

秋です。皆様のお手元に届く頃には冬入りしているかと思いますが、僕がこの文章を書いているのは11月の初旬です。

最近、時候のご挨拶で『錦秋(きんしゅう)の候』というのを覚えました。紅葉を『(にしき)』に例えた、とても綺麗な日本語です。

さらに、『錦秋』でGoogle画像検索すると、画面いっぱいにJRの『そうだ 京都、行こう』のCMみたいな景色が広がるのでおすすめです。

今月も、日々の出来事について書かせて頂きます。あと、何気に2024年のラストです。

■京都
冒頭文の『京都』で思い出した話ですが、僕が大学生くらいの頃、家族で京都旅行に行った時のことです。

金閣寺(鹿苑寺)の境内を歩いていたら、小学生くらいの男の子が通りかかりました。

その男の子は、境内のお賽銭箱にお賽銭をしながら、大声で「え~!?またお賽銭~!?」と叫んでいました。

彼の言動から察するに、どうやら通りかかった全てのお賽銭箱にお賽銭をして回っているようなのです。

金閣寺の境内には、有名な金箔張りの『舎利殿』以外にも、茶室やお堂、鐘楼など多くの見所があります。

同時に、境内の至るところにお賽銭箱が置かれているのです。拝観料も支払っていることですし、必ずしもお賽銭の義務はないはずですが、彼の中では『お賽銭箱=お賽銭』と決まっているようです。

親御さんも同行されている様子でしたが、彼の『ランペイジ・ペイ(暴走するお賽銭)』を制止する様子はありませんでした。

たぶん、やり始めたら止まらないタイプの子なのだと思います。

どこまでも施し続ける彼の優しさはまるで『かさ地蔵』のおじいさんです。

お小遣いを寄付し尽くしたら、しまいにはお財布まで寄付していくことでしょう。すると夜中に金ピカのお地蔵さん達がお礼に来て、玄関先にひと財産を置いて帰っていく、みたいな。それはちょっと怖いか。

■夢
「他人の夢の話ほどつまらない話はない。」とは言いますが、子供の頃に見た夢の話です。

夢の中で、全身が銀色で目の大きな『いかにも宇宙人です』という見た目をした宇宙人から、大声で「宇宙人、宇宙人って言うけどさあ!宇宙人に言わせりゃなあ、お前らが宇宙人だ!」と怒鳴られました。

分類はやや難しいものの、どちらかといえば悪夢だと思います。怒鳴られてますし。

でも、確かに宇宙人の言うことにも一理あるなと妙に納得してしまい、ずっと忘れられません。さすがは宇宙人だけあって、宇宙規模のグローバルな視点です。

■相撲
『グローバル』で思い出した話です。10年以上も前ですが、僕は一度だけ両国国技館で相撲を観戦したことがあります。

以前の勤務先の上司の方(営業部長)が相撲好きで、部長と営業スタッフ達で観に行きました。

部長は当時30代後半でしたので、なかなか渋い趣味だと思います。

僕は現役の力士をほとんど知りませんでしたが、当時現役だった『大砂嵐(おおすなあらし)』という力士について部長が解説してくれました。

大砂嵐は、大相撲初のエジプト出身の力士で、イスラム教徒なので『ラマダン(断食)』があり、大幅に体重が減ってしまう時期があるそうです。

力士にとって体重は重要でしょうし、さぞかし成績が落ちるかと思いきや、部長いわく、「ラマダン中は体重が落ちる代わりに、ハングリー精神が研ぎ澄まされて目つきも鋭くなり、結果として勝率が上がる。」とのこと。

非常に強く関心をそそられる解説でした。

現に、我々が観戦に行った日も大砂嵐はラマダン中で、鋭い目つきと締まった体格で快勝していました。

ちなみに、エジプトなので『砂嵐』なのかと思って調べたら、本名の『アブデルラフマン・シャーラン』の『シャーラン』に『シャ=砂』と『ラン=嵐』を当てて、大嶽親方の四股名『大竜』から『大』の字を貰ったそうです。

以上、『大砂嵐の知識 基礎編』でした。

■年末のご挨拶
本年もニュースレターをお読み頂きありがとうございました。

皆様からお声掛け頂くことも増え、非常に有難く思います。

僕は今年で入社10年ですが、弊社の創立30周年とミッキーの15歳祝いですっかり霞みました!別にいいんですけどね。

すまい倶楽部、ミッキー、あと僕、おめでとう!今年は以上です。また来年!

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