宮崎辛麺屋 一輪

今月は、『宮崎辛麺屋 一輪』様をご紹介させて頂きます。

こちらは今年(2025年)3月にオープンされたお店で、場所は瀬田の交差点の交番向かいのビルの1階です。店名を見ての通り、辛いラーメンを扱われているお店です。

僕がいつもお世話になっているご近所様からも「瀬田の辛いラーメン屋さん、美味しかったですよ。」とお聞きしておりました。ただ、ここでひとつ問題があります。お店にではなく僕にです。

実は僕、辛いものを食べると汗が止まらなくなるのです。なんなら、辛いもののことを考えただけで軽く汗が出ます。食べに行くのはこれからですが、店名に入っている『辛』の字を見た瞬間からすでに少し顔が熱いです。

このように、文字情報だけで体温が上下する特異体質の僕ですので、お店のメニューの中では比較的辛さが控えめのものを頂こうと思っております。そのため、辛いもの好きの方にはやや物足りない記事になりそうですが、何卒ご容赦下さい。それでは行ってきます。

瀬田の坂を徒歩で10分ほど登ってお店に到着すると、看板もお店の外観も『赤』でした。お店の横にある郵便ポストと同じくらい『赤』です。

お店に入ると、まずは右手の券売機で注文するシステムです。今回が初訪問ということで、ベーシックな『辛麺(980円)』を注文させて頂きました。中華麺とコンニャク麺が選べますが、僕は中華麺を選びました。

これは後から写真を見返していて気付いたのですが、実はコンニャク麺は品切れ中だったようです。ヘルシー志向の方はコンニャク麺もお試しを。

食券を渡す際に『1辛~5辛』までは無料で指定でき、さらに『6辛~15辛(+100円)』、『16辛~25辛(+200円)』、『マグマ(+300円)』、『とんでもねぇ(+500円)』と、券売機で追加購入できます。飲食店で『とんでもねぇ』を注文する機会は、果たして僕の今後の人生にあるのでしょうか。

また、辛さ控えめメニューとして『ゼロ辛麺』というのもありましたが、さすがに寂しいかなと思い『1辛』を選ばせて頂きました。

注文して待っている間、奥のテーブルで先に食べていたお客さんが、辛さのためか激しくむせ返っていて不安でしたが、ほどなくして辛麺が登場。赤さもそこまでではなく、ニラと玉子の入った比較的シンプルな見た目をしています。

以下は味の感想です。

まずはスープから頂いてみましたが、縮れ麺に鶏ベースの中華スープがよく絡み、刻みニンニクも入っておりパンチがあります。ひき肉入りのフワフワの玉子とニラの食感も特徴的。さっぱりとしていて、しかし出汁はかなりしっかり効いています。

辛さを増してもパワー負けしないであろう、ベースのスープの力強さを感じました。例えるなら、ものすごく美味いキムチ鍋のような味です。

僕にとって、鍋は〆のラーメンからが本番だと思っておりますので、最初から鍋の〆のような、ずっとクライマックスの感覚でした。

ごはんを入れておじや風にしても最高だと思います。

ちなみに、1辛でもちゃんと辛さはありましたので、ゆっくり慎重に味わって頂きました。

はたから見たら、存在しない『75辛』くらいの異次元の辛さに挑戦しているように見えたと思います。

時間こそかかりましたがスープまで無理なく完食できましたので、僕には1辛がちょうど良かったのだと思います。

会社に戻ってこの記事を書いている今も、思い出すだけで熱くて腕まくりしています。今年の冬は、これを応用して暖房費を節約しようと思います。

二子玉川では珍しい『辛さ』に特化したお店ですので、辛いもの好きの皆様はご存じだったかと思いますが、単純な美味しさでもかなりの高水準だと思いますので、ぜひお試しください。おすすめです!

宮崎辛麺屋 一輪

■ジャンル:ラーメン
■住所:東京都世田谷区瀬田2-28-10 イケダハイツ1F
■営業時間:11:30 – 22:00 (L.O. 21:00)
■定休日:不定休

辛麺屋 一輪

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