賃貸の物件を借りるとき審査というハードルが存在します。
審査するのは、その物件を管理する会社、カード会社などの賃貸保証保険会社、そして最終的には物件のオーナーです。
それぞれ審査の基準はあるのですが、まず、前提条件として収入やお仕事があります。
収入は、家賃の3倍以上の収入が基準になります。
お仕事は安定したお仕事か否かです。安定というのも曖昧ですが。
では、両方が基準に達していれば必ず借りられるかというとそうではありません。
最近、カスハラ、という言葉が話題になっています。
いくら、立派なお仕事で収入が安定していても人格的に問題があれば、借りられません。
では、誰がその審査をするかと言えば、最初は、その物件の管理会社です。
最初にお会いした時から案内の最中、メールや電話のやり取り、その一挙手一投足を観ています。
そこで問題がある場合には、その先に話は進みません。
理由は、入居してからのトラブルを避けたいからです。
そこで問題がなければ、賃貸保証会社の審査をします。
ただ、保証会社の審査基準も収入や仕事だけで審査をしていません。
収入が不足していても審査が承認される場合もあれば、逆もあります。
また、保証会社は横の連携があり、過去に他の部屋で家賃の滞納やトラブルがあった場合は否認されます。
運転免許証も審査の基準になります。免許証番号の最後の12桁目の番号を観ます。
この数字は、免許証の再発行した回数を示します。この数字が多ければ多いほど再発行が多いという事です。
どういう事でしょう。再発行は、通常、免許を紛失した時に行われます。つまり、だらしない人間だという事です。3回以上は要注意です。
こう考えると、家を借りるという事は容易ではありません。購入するよりハードルが高い。
購入するのであれば、お金さえあれば買えます。
よく、賃貸と購入どちらが得か?という事が話題になりますが、そもそも、収入もない仕事もない人に家は貸してくれません。
買えるうちに買っておいた方がいいに決まっているではないですか。
特に家賃の高い東京で住み続けるのであれば、年金だけでどうやって東京の高い家賃を払っていくのでしょうか。
老後、最低2000万が必要というのは、持家の人の話です。2000万は、年収1000万の人には2年分の収入に過ぎません。
現役の時みたいに使かっていれば、あっという間になくなります。
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