【三浦社長のふどうさんコラム】第10回 不動産の買い時とは

よく、賃貸が得か購入が得か、という議論があります。

例えば、同じマンションを35年のローンを組んで住み続けた場合と借りて35年間家賃を支払い、住み続けた場合、今の金利ではどちらも、35年間の総支払額は大差がありません。

では、どこが違うのか。

答えは、購入した方が、35年経った時に手元にマンションが残るという事です。

つまりそれを得と考えるのならば、購入に軍配は上がります。

ただ、ローンが終わっても、管理費、修繕積立金、固定資産税などのランニングコストは支出していきます。

ちなみに、それらのランニングコストは、35年間で考えると、購入金額の20%くらいの出費になります。

また、35年後に建替えとなった場合、それに伴う出費もあります。

ローンが終わる年齢が高齢だと、せっかく自分のものになってもその後、あまり長く住めないという事にもなります。

購入を真剣に考えた時にほとんどの人は、もっといい物件が出るんじゃないか、もっと下がるんじゃないか、と迷います。

そうかもしれません。

しかし、いいと思って購入した物件に住みはじめたら、近隣の方とトラブルになって、住みにくくなってしまった、という事もあります。

天変地異がひっくり返るような災害がきて、購入した不動産が消滅し、ローンだけが残ってしまった。

などなど、心配したらキリがありません。だったらいっそのこと、購入しない方がいいのかもしれません。

しかし、賃貸の現実も厳しいものがあります。

高齢、と言っても60歳を過ぎると、なかなか部屋を貸してくれません。

残念ながらそれが現実です。

定年後、年金だけでは、家賃を支払って生活するのは、かなり無理があります。

特に、東京で住み続けとすると、年金の大半が家賃の支払で消えます。

そう考えると、やはり終の棲家は必要です。

では、いつが買い時なのか。それは、気に入った物件が見つかり、無理なく購入出来るときが、その方の買い時です。

その時に考えすぎると買えません。

では、いい物件を購入するためにはどうすればいいのか。

それは、あなたが信頼できる営業マンでかつ相性のいい営業マンと出会うことです。

私がマンションを初めて購入したのが26歳の時です。

買ってから、寝ていたら暑いと思って確認したら、西向きの部屋だと初めて気づきました。駅に近い、という事を最優先して購入しました。

しかし、その後不動産バブルが到来し物件は暴騰しました。

ただ、世の中の様子が変わっていき、これは、まずいと思い、すぐ売却しました。

その後、少ししてバブルは崩壊し、不動産も暴落していきました。

 

 

 

 

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